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iPhoneでメモリを開放する方法

iPhoneアプリを開発しているときはもちろん普段使いの場合でもiPhoneの動作が重たくなったりしていませんか?

まずはマルチタスクで起動しているアプリを全部終了させる事が大事です。
ホームボタンを2回押して並んでいるアプリの画面を上に向かってスワイプすれば終了できますよね。

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でもこれだけだとメモリ上にデータが残っている場合があるんです。

ではどうやってメモリを確実に開放するのか、それは

  1. 適当なアプリを起動する
  2. 起動したらスリープボタンを長押し
  3. 電源を切る表示がでたらスリープボタンを離す
  4. ホームボタンをアプリが勝手に終了しホーム画面に戻るまで長押しする

これで出来ちゃいます。

なんか動作が重いなぁとか、メモリに余裕がある状態でデバッグしたい時とかにお試しください!

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Releases

iPhoneアプリ「真ん中バースデー」をリリースしました(Titanium mobile&Alloy製)

本日真ん中バースデーというiPhoneアプリをリリースしました!

AppStoreで “真ん中バースデー” と検索していただくか上記のウィジェットのボタンを押すとダウンロードできます。

デザインはもちろん弊社の新人デザイナー森田が担当しています。
プログラムはTitanium mobileとAlloyを使って書きました。

こんなアプリです

自分の誕生日と、恋人や友だちの誕生日のちょうど中間の日、それが真ん中バースデーです。

なんでもない日だけど記念日にしちゃおう!例えば入籍する日を迷っていたり、デートに誘うきっかけになればと思って作りました。

mbd

遊び方

まずFacebookアカウントが必要です。なぜならFacebookのプロフィールと友達リストを利用するからです。

Facebookアカウントと同期が完了すると友達リストが表示されるので、真ん中バースデーを知りたい友だちを選んで調べるボタンを押すだけです。

iPhoneユーザーの皆さんダウンロードお願いします

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Native American 12
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JavaScriptでネイティブアプリを開発できるTitanium MobileとAlloyをつかってみよう その1

こんにちは。山形です。
最近はマラソン大会に出るために走り始めました。走った時間や距離を測るのにRuntasticというiPhoneアプリが便利なのですが、今お気に入りの隅田川沿いコースだとルートの解析が出来なくて困っています。GPS機能を妨害するものでもあるんでしょうか?

さて今回はiPhoneアプリ等をJavaScriptで開発できるツールTitanium Mobile(タイタニウムと読みます)を使ってみたので導入部分についてご紹介したいと思います。

JavaScriptとは

best-javascript-sites

JavaScriptは元々ブラウザ内で動くプログラミング言語として開発されました。
今日ではブラウザだけでなくサーバーサイドのスクリプト言語としても使われることが多くなりまりました。Google Chromeに搭載されているJavaScriptエンジンV8を利用したNode.jsや、Javaで実装されたRhino等がそれにあたります。

Titanium Mobileで使用するJavaScriptの種類としてはNode.js環境に近いものと考えていいようです。

Titanium Mobileとは

TITANIUM_logo1

先に触れましたがJavaScriptでネイティブのモバイルアプリをクロスプラットフォームに開発できるツールです。
つまりiOSアプリとAndroidアプリのソースコードを共有しながら同時にビルド出来るということです。

しかし現実はなかなか厳しようです。iOSとAndroidではUIの仕組みが違いますし、iOSにはあってAndroidには無い機能(そのまた逆も)あるからです。その場合コード内で「iOSならばこちらをAndroidならば…」といった条件分岐をすることで解決します。

なんだ結局両方のコードを書くのかと僕も思いましたが、標準的なUIを使っていればそのような場面は少ないですし、アプリケーションのコアになるロジック部分はUIに依存しないことが多いと思いますのでTitaniumを使うメリットは十分にあると感じました。

Alloyとは

alloy

Alloy(アロイ)はTitaniumのためのRailsのようなジェネレーターを備えたMVCフレームワークです。

Alloy自体はNode.jsのライブラリとして配布されています。Node.jsを使ったことのある人であればお馴染みの npm install alloy -g でインストールができます。そしてTitanium CLIと組み合わせることでIDEに頼らない開発環境が手にはいります。

僕はVimmerでRails開発者なのでこれはRailsを使ってきた自分にとってはかなり嬉しい要素でした。

環境を整える

さて実際に環境を整える方法ですが、まずなにはともあれiOS開発ツールであるXCodeをインストールしましょう。
これはAppStoreアプリを立ち上げてXCodeを検索しインストールボタンを押すだけです。

XCodeがインストールできたら今度はNode.jsをインストールしましょう。こちらのオフィシャルサイトからインストーラーが落とせます。

次にTitaniumのインストールはこちらのオフィシャルサイトからインストーラを落としてきましょう。

最後にAlloyのインストールは先に触れた npm install -g alloy で完了です。

プロジェクトを作成してみる

プロジェクトの作成はこちらで手順が紹介されていますが軽く順を追って紹介したいと思います。

まずターミナルでプロジェクトを作成するディレクトリまで移動して以下のコマンドを打ちます。

titanium create --name=sampleapp --id=jp.halenohi.sampleapp --platforms=iphone

nameにはアプリの名前、idはお持ちのドメインを逆転させてサブドメインに当たる部分にアプリ名を入れるのが良いようです。platformは今回はiphoneのみにしました。
Directory to place project: というオプションを聞かれるのですが既にプロジェクトを置くディレクトリにいる場合はそのままエンターでOKです。
こうするとsampleappというフォルダと中にいくつかのファイルとフォルダが作られます。

.gitignore
LICENSE
README
Resources
tiapp.xml

次にsampleappフォルダへ移動して以下のコマンドを打ちます。

cd sampleapp
alloy new

これでappとpluginsというフォルダが作成されました。
以上でプロジェクト作成は完了です。

Hello World

プロジェクトを作成したらコードを書き始める前にそのままビルドしてみます。

titanium build -p ios

pオプションでプラットフォームを指定します。
するとビルドが始まり以下の様な画面でiOSシミュレータが起動しました。

スクリーンショット 2014-01-20 12.41.10

 

Hello World成功です。

まとめ

まだアプリのコードは1行も書いてないですが、ツールをインストールしコマンドを幾つか打つだけでHello Worldが出来てしまいました。これは本当にRailsをやってきた僕には馴染みやすくて嬉しいですね。これでもうXCode上でjkjkとかescキーを誤打しなくて済みますね!

次回で少しUIの作成方法等についてご紹介したいと思います。

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